こんにちは、デスク環境改善中のあまたかです。
前回は「今の環境がいかに体に悪いか」を嘆きましたが、今回は具体的な改善の第一歩、そして最大の山場である**「ワークチェア（椅子）選び」**についてお話しします。
正直、ここが一番悩み、時間を使いました。 なぜなら、椅子こそが**「作業効率」と「腰の寿命」を握る最重要アイテム**だからです。
「Amazonで安い順に探してポチればいいか」 当初はそう思っていましたが、調べれば調べるほど奥が深い「椅子の沼」。
今回は、私が予算5万円以内でどのような基準で椅子を選び、最終的に何を購入したのか、その検討プロセスをすべて公開します。これから椅子を買おうとしている方の参考になれば嬉しいです。
まず決めた「絶対に譲れない3つの条件」
闇雲に探すと迷走するため、まずは自分なりの条件を整理しました。
- 予算は3万円〜5万円以内
- 10万円越えの高級チェア（アーロンチェアなど）は最高だと聞きますが、さすがに予算オーバー。かといって、5,000円の椅子ですぐ壊れるのも嫌です。「そこそこの値段で長く使えるもの」を狙います。
- 腰痛対策（ランバーサポート）必須
- 腰を支えてくれるパーツ「ランバーサポート」があることは絶対条件。これがないと、今の木の椅子と変わりません。
- 通気性の良いメッシュ素材
- 長時間座ると太ももや背中が蒸れてくるのが不快なので、座面や背面はメッシュ素材であることを優先しました。
候補1：ゲーミングチェアはアリかナシか？
在宅ワークの椅子探しで必ず候補に上がるのが「ゲーミングチェア」です。 体を包み込むようなバケットシート、リクライニング機能……魅力的ですよね。
私も最初は「AKRacing」や「DXRacer」などの有名ブランドを検討しました。
【検討した感想】
- メリット: 長時間ゲームをするために作られているので、座り心地は確実に良い。ヘッドレスト（頭の支え）が標準装備なのも嬉しい。
- デメリット: 「存在感」がありすぎる。 私の部屋はそこまで広くないので、あのレーシングカーのようなデザインが部屋に鎮座すると、少し圧迫感があるかな……と感じました。また、素材が合皮（PUレザー）のものが多く、夏場の蒸れが気になります。
→ 結論：今回は見送り。 （※部屋が広く、エアコン常時稼働なら最有力候補だったと思います）
候補2：Amazonの格安オフィスチェア（1万円以下）
次に見たのが、Amazonで「オフィスチェア」と検索して出てくる格安ブランドたち。 評価も高く、サクラチェッカー等で見ても悪くなさそうです。
【検討した感想】
- メリット: とにかく安い。予算の1/3で買えるので、浮いたお金でモニターなどが買える。
- デメリット: 「試座」ができない恐怖。 ネット上のレビューには「半年でギシギシ音がするようになった」「クッションがへたった」という意見もちらほら。椅子は毎日体重を預けるものなので、耐久性の面で少し不安が残りました。
→ 結論：安物買いの銭失いになりそうなので、今回はパス。
候補3：ニトリ・IKEAの実店舗チェア
やはり「実際に座って確かめたい」と思い、ニトリとIKEAにも足を運びました。
特にニトリのオフィスチェアコーナーは充実していました。 そこで出会ったのが、今回購入を決めた運命の椅子です。
最終的に私が選んだのはコレ！
色々と悩み抜いた結果、私が選んだのは……
ニトリのオフィスチェア(OC707 エラストマーメッシュ BK)
です！
選んだ決め手
- 圧倒的なコストパフォーマンス
- 価格は
34，490円。予算内で、この機能性は素晴らしいと感じました。
- 価格は
- 試座した時の「腰へのフィット感」
- 実際に座ってみて、背もたれのカーブが自分の背中に吸い付くようにフィットしました。「これなら8時間いける」と直感しました。
- 部屋に馴染むデザイン
- ゲーミングチェアほど主張せず、シンプルでモダンな見た目が気に入りました。
まとめ：椅子は「スペック」より「相性」
今回、椅子選びを通して学んだのは、**「ネットの評判だけで決めない方がいい」**ということです。
身長や体重、座り方の癖によって「最高の椅子」は変わります。もし可能なら、近くの家具屋や家電量販店で一度座ってみることを強くおすすめします。
さて、注文した椅子がついに届きました。 次回は、**実際にこの椅子を部屋に置いて使ってみた「本音レビュー」**をお届けします。
- 組み立ては大変だったか？
- 1週間座ってみて腰痛はどうなったか？
- 意外なデメリットは？
忖度なしで書いていきますので、次回もお楽しみに！
